高額なお金の関わる不動産売買だからこそ、仲介を依頼する相手は吟味して選びたいものですね。
しかし不動産会社は数が多い上、素人ではわかりにくい世界でもあり、なかなか業者の良し悪しが判別できないのも事実。
しかし、インターネットが発達した現在では、簡単に多くの情報を探すことができるのです。
ネットを使って調べてみよう
例えば不動産の販売実績や会社全体の売り上げなどは、その会社のホームページなどで意外と簡単に調べることができます。
また、どのような地域に精通しているか、戸建と集合住宅のどちらに強みがあるのかなども、ネット上の情報で比較的わかりやすくなっています。
しかし、その不動産会社が良い会社かどうかを判断するのは、ネットの情報だけではなかなか難しい面があります。
ホームページなどで掲載されている利用者の口コミは、自社のアピールになるものしか載っていないのが当然ですし、写真や動画などを活用して見映え良くできているのが普通だからです。
ネットを使うことのメリットは、他の多くの同業者との比較がしやすいこと。
気になった不動産会社を見つけたら、他の会社と合わせてさまざまな面から比較検討してみましょう。
口コミなどを探してみるのもおすすめです。
ネットで情報収集した後は
仮にネットで良さそうな業者を見つけても、飛びついてはいけません。
やはり実際にコンタクトを取り、足を運ぶなどして対面してみることが大切です。
売却を依頼したい場合は、不動産の詳細や資料を持って相談に行ってみましょう。
担当者は有能かどうか、会社の雰囲気はどうかなど、実際に見てみないとわからないことは多くあります。
仮に実績が少ない新しい会社でも、熱意ある営業マンがいて真心こもったサービスを行っていれば、良い不動産会社と言えるでしょう。
反対に、実績の多い大手企業だとしても、「あなたの物件は扱えません」と言われてしまう可能性だってあるのです。
結局のところ、自分の理想の不動産売買を実現してくれるかどうかは、その会社の実績や評判ではありません。
お互いに信頼関係が築け、熱心に売買活動をしてくれそうかどうかなど、自分自身で感じて判断することが重要なポイントだといえるのです。