
不動産の売買は、多くの場合売り手にも買い手にも初めての体験となります。
不動産に関する知識を持っている人は少なく、ちょっとした疑問や不安から、トラブルの元になることも。
契約に関すること、お金に関することなど、トラブルになってしまったらどうするのが良いのでしょう。
不動産に関するトラブルの対処法
不動産に関するトラブル、特に住宅に関する問題は、多額のお金だけでなく日常生活にも支障をきたしてしまいます。
迅速に、スムーズに問題を解決するためには、以下のような対処法が考えられます。
・国民生活センターに相談する
・地方自治体の消費者センターに相談する
・民間の専門団体に相談する
例えば公益財団法人の不動産流通近代化センターでは、不動産の取引に関する相談を受け付けています。
ホームページでは過去の相談事例も参照でき、トラブル解決に向けた情報を発信してくれているのです。
こちらのサイトは弁護士が監修を行い、法的な観点からもアドバイスが行われます。
また、東京都宅建協会でも電話による不動産相談を受け付けています。
不動産に関する悩みはもちろん、宅建協会員を相手方にする苦情の解決も行っています。
東京だけでなく、各都道府県でも宅建協会が無料相談を受け付けているので、いざというときは利用してみることをおすすめします。
本当に困ったときは、専門家への相談を
無料相談などで解決できれば一番ですが、話がこじれてしまったり、悪質な相手とのトラブルに巻き込まれてしまった場合は、やはり迅速に専門家に相談する必要があります。
不動産取引に関する問題を扱い慣れている弁護士や、不動産会社と提携してる弁護士事務所などが安心です。
また、相続や登記に関する問題は司法書士、地積や測量に関するトラブルは土地家屋調査士に相談することもできます。
さらに、不動産会社との間で起きたトラブルに関しては、相手方が所属する協会や本部で相談するのが一番です。
不動産取引で大きなトラブルを抱えないためにも、以上のことを頭に置いておき、万が一のときはベストな対処法を取れるよう心がけましょう。

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