
戸建や土地を売る場合、買主は意外と近所にいることが少なくありません。
例えば土地を売るときは、隣近所の人が買いたいと思っているかもしれません。
戸建の場合は、近隣の賃貸に住んでいる人が、マイホーム購入を考えているかもしれません。
不動産売買において、購入希望者は案外近くにいるものなのです。
ご近所の口コミを活用する
借金や金銭的理由で不動産を売る場合、周囲の人に知られたくない場合もあるでしょう。
しかし特に公にしても問題ない場合は、積極的にご近所の人に宣伝してみましょう。
娘・息子一家を近所に住まわせたい人。
学区域内で新居を構えたい人。
町内で引越しを考えている人。
これらの潜在的購入希望者は、今のところ不動産屋に相談するほどではないものの、「近くでいい物件があったらいいな」と考えていることが多いのです。
不動産の売買は売りたい人と買いたい人のタイミングが合わないと成立しません。
しかし売主は売りたいときに行動を起こしますが、買主はいつ買うか決めていない人が少なくないのです。
そんなとき、ご近所の噂で売り出し情報を聞けば、その気になるかもしれません。
さらに、知っている町内や学区域内では、最初から住環境はわかっているので、購入までのハードルが低くなりやすいのです。
ぜひ、近所の人に口コミしてもらい、近くに購入希望者がいないかどうか調べてみましょう。
隣近所にも宣伝してもらう
戸建の場合、隣人がどんな人かは誰でも気になります。
売却予定物件の隣近所の人も、新しい居住者はどんな人なのか気になるものです。
近所の人自身の家族や親戚、知人などに宣伝してもらい、もし首尾よく購入希望者が見つかれば、買う側も近隣住民も、見ず知らずの住人を迎えるより安心です。
売主としても、住環境や町の様子などを説明する手間が省けます。
ただし、自力で買主を見つける場合、気をつけなくてはいけないことがあります。
それは仲介を頼んだ不動産屋を必ず通すことです。
仲介不動産屋と結んでいる契約の内容によっては、売主が勝手に買主を見つけても、売買契約することはできません。
きちんと不動産屋を通して話し合いをし、トラブルのない売却を実現しましょう。

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