
近年、中古マンションの需要は高まり、新築戸建に負けないほどの人気ぶりとなっています。
その理由は、お手頃な値段で住み良い環境が手に入ること。
戸建の場合は、自分の城を手に入れられる代わりに、近所付き合いや建物のメンテナンスなど、個人でケアしなくてはいけないことが多くなります。
設備や外観など、戸建ではお金のかかる部分でも、マンションは非常にこだわりを持って作られるところが増えており、中古とはいえブランド力があるのも確かです。
中古マンションの人気にあやかり、手持ちの部屋を高く売るためのコツをご紹介します。
高く売れるマンションとは
通常、マンションは買った時に購入額の2割ほど価値が下がるといわれています。
住み続けるほど価値が下がり、中古で売るには購入額よりはるかに安く売り出すのが当たり前となっています。
しかし、中には相場より高く売れる部屋があるのも事実です。
安くしか売れない部屋と、高くても売れる部屋、両者の違いは何でしょう?
実は、高く売れるマンションにはいくつかの特徴があります。
①売り出し方法が効果的
いくら素敵な部屋でも、購入希望者の目に留まらなければ意味がありません。
仲介を依頼した業者は、効果的な売り出し方ができているでしょうか?
ネットに掲載するとき、間取りや年数は当然ですが、物件内の写真や周囲の環境など、細かな情報は充実しているかチェックしましょう。
載せる情報は多いほど良いといえます。
ここで興味を持ってもらい、内覧へとつなげることが大切なのです。
②売り出し価格は柔軟に
売り出し価格を決めるとき、端数は面倒だからと切り捨てていませんか?
価格は10万円単位で設定することをおすすめします。
値下げ交渉時でも、10万円単位なら応じやすくなりますし、購入希望者も「安くなった」と感じることができるのです。
③内覧は歓迎ムードを演出
内覧は購入に直結する、最も重要な段階です。
居住空間を見知らぬ他人に公開するのは大変なことですが、ここで歓迎ムードを演出することが大切です。
飾り立てることはありませんが、きれいに掃除し、快適な部屋であることをアピールしましょう。
内覧に来た人が憧れや親しみを持ってくれるような空間を演出することができれば、購入意欲も強くなります。
マンションは高くも安くも売れる
戸建と違い、マンションは相場がわかりやすい不動産です。
購入時の価格や、売りに出された他の部屋の価格を参考に、大まかな価格を割り出すことができるからです。
しかし、同じマンションなのに高く売れたり、安くしか売れなかったりする場合があります。
年数や間取りによるところもありますが、高く売るためのポイントをおさえておけば、中古マンションとはいえ高く売ることは十分可能なのです。
【2014年6月25日現在の情報】

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